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Linuxコマンド入門 — エンジニア必須の20選と実践例
エンジニアが必ず使うLinuxコマンド20選を実践例とともに解説。ファイル操作・権限管理・プロセス管理など、現場で役立つコマンドを初心者向けに紹介します。
「Linuxコマンドは難しそう」「ターミナルに黒い画面が出てくると怖い」——プログラミング学習を始めた方がよく感じることです。
しかし、エンジニアとしてサーバーやクラウドを扱う業務ではLinuxのコマンド操作は日常です。LinuxはWebサーバー・クラウド環境の多くで採用されており、「Linuxが使えること」はエンジニアとしての基礎スキルといえます。
本記事では、特にインフラエンジニア・バックエンドエンジニアが現場で実際に使うLinuxコマンド20選を実践例とともに解説します。
この記事でわかること
- エンジニアが必ず使うLinuxコマンド20選
- 各コマンドの実践例と使いどころ
- Linuxを学習する環境の作り方
- インフラエンジニアへのキャリアパス
Linuxとは?なぜエンジニアに必須なのか
LinuxはオープンソースのOSです。Windowsや macOSと並ぶオペレーティングシステムですが、サーバー用途においては世界的に圧倒的なシェアを誇ります。
WebサーバーはほぼLinuxで動いており、AWS・GCP・Azure等のクラウド環境も標準でLinuxが使われています。Dockerコンテナもその多くがLinuxベースです。そのため、インフラエンジニア・バックエンドエンジニアはLinuxコマンドを使いこなせることが必須となります。
エンジニア必須のLinuxコマンド20選
ファイル・ディレクトリ操作
1. ls — ファイルとディレクトリを一覧表示
ls # カレントディレクトリのファイル一覧
ls -la # 隠しファイルを含む詳細一覧(権限・サイズ・日時)
ls -lh # ファイルサイズを人間が読みやすい形式で表示
最も基本的なコマンドです。-la オプションで権限・所有者・ファイルサイズが確認できます。
2. cd — ディレクトリを移動
cd /var/log # 絶対パスで移動
cd ../ # 1つ上のディレクトリへ移動
cd ~ # ホームディレクトリへ移動
cd - # 直前のディレクトリへ戻る
3. cp — ファイル・ディレクトリをコピー
cp file.txt /backup/ # ファイルをコピー
cp -r /src/dir /backup/dir # ディレクトリをコピー(-r で再帰)
4. mv — ファイルを移動・リネーム
mv old_name.txt new_name.txt # ファイルをリネーム
mv file.txt /var/www/html/ # ファイルを移動
5. rm — ファイル・ディレクトリを削除
rm file.txt # ファイルを削除
rm -rf /tmp/dirname # ディレクトリを強制削除(注意!)
rm -rf は削除したファイルを復元できないため、慎重に使用してください。
6. mkdir — ディレクトリを作成
mkdir newdir # ディレクトリを作成
mkdir -p parent/child # 親ディレクトリがなければ一緒に作成
テキスト操作・検索
7. cat — ファイルの内容を表示
cat /etc/hosts # ファイルの内容を表示
cat file1.txt file2.txt # 複数ファイルを連結表示
8. grep — テキストを検索
grep "error" /var/log/nginx/error.log # エラーログから"error"を含む行を抽出
grep -r "TODO" ./src/ # ディレクトリ内を再帰検索
grep -n "function" app.py # 行番号も表示
エラーログの確認やコード内の特定文字列の検索で頻繁に使います。
9. find — ファイルを検索
find / -name "nginx.conf" # ファイル名で検索
find /var/log -newer /tmp/ref.txt # 特定ファイルより新しいファイルを検索
find . -type f -name "*.log" # 拡張子で絞り込み
10. less / more — ファイルを1画面ずつ表示
less /var/log/syslog # ページ送りで閲覧(q で終了)
長いログファイルの確認に便利です。
システム管理
11. ps — 実行中のプロセスを表示
ps aux # 全ユーザーの全プロセスを表示
ps aux | grep nginx # nginxのプロセスだけ表示
12. top / htop — リアルタイムでプロセス監視
top # CPU・メモリ使用率をリアルタイム表示
htop # top の見やすいバージョン(要インストール)
13. kill — プロセスを終了
kill 1234 # プロセスID 1234 を終了(SIGTERM)
kill -9 1234 # 強制終了(SIGKILL)
14. df — ディスクの使用量を確認
df -h # 全パーティションのディスク使用量を表示
サーバー運用で「ディスクが満杯になっていないか」を確認するために使います。
15. du — ディレクトリのサイズを確認
du -sh /var/log # /var/log の合計サイズを表示
du -sh /* # ルート直下の各ディレクトリサイズ一覧
権限管理
16. chmod — ファイルの権限を変更
chmod 755 script.sh # 所有者:rwx、グループ/他:r-x
chmod +x script.sh # 実行権限を付与
chmod -R 644 /var/www/html/ # ディレクトリ内を再帰的に変更
17. chown — ファイルの所有者を変更
chown nginx:nginx /var/www/html/ # 所有者とグループを変更
ネットワーク・リモート操作
18. ssh — リモートサーバーに接続
ssh user@192.168.1.100 # IPアドレスでSSH接続
ssh -i ~/.ssh/mykey.pem ec2-user@hostname # 秘密鍵を指定してAWSに接続
クラウドサーバーの操作では毎日使うコマンドです。
19. curl — HTTP リクエストを送信
curl https://api.example.com/data # GETリクエスト
curl -X POST -d '{"key":"value"}' https://api.example.com # POSTリクエスト
APIの動作確認やファイルのダウンロードに使います。
20. wget — ファイルをダウンロード
wget https://example.com/file.zip # ファイルをダウンロード
wget -O output.zip https://example.com # ファイル名を指定してダウンロード
Linuxを学習する環境の作り方
コマンドを覚えるには実際に手を動かすことが大切です。
方法1:WSL2(Windowsの場合): Windows 10/11 で「WSL2」をインストールすると、Ubuntu等のLinux環境を手軽に使えます。
方法2:Mac(ターミナル): macOSはUnixベースのため、ターミナルを開けばLinuxと同様のコマンドが使えます(一部コマンドに差異あり)。
方法3:AWS無料枠のEC2: AWSアカウントを作成してEC2(t2.micro)を起動すると、本物のLinuxサーバー環境を無料で使えます。SSHで接続して操作を練習できます。
方法4:Docker: docker run -it ubuntu /bin/bash でUbuntuコンテナを起動し、コマンドを練習できます。
インフラエンジニアのキャリアについてより詳しく知りたい方は「インフラエンジニアの仕事とキャリアパス」もご参照ください。
まとめ
- Linuxはサーバー・クラウドの標準OS。エンジニアとして必須のスキル
- 20の必須コマンド: ls / cd / cp / mv / rm / mkdir / cat / grep / find / less / ps / top / kill / df / du / chmod / chown / ssh / curl / wget
- コマンドは「実際に手を動かす」ことで初めて身につく
- 学習環境はWSL2・Mac・AWS EC2・Dockerで手軽に用意できる
LinuxコマンドはIT資格(LPIC-1・CCNAなど)の学習とセットで進めると相乗効果が高まります。
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