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Git/GitHub入門 — エンジニアが最初に覚えるべき10コマンド
Git/GitHubの基本的な使い方を初心者向けにわかりやすく解説。エンジニアとして必須の10コマンドとGitHubの活用法を実践的に紹介します。
「プログラミングを学び始めたけれど、GitとGitHubが何なのかわからない」——そう感じている方は多いのではないでしょうか。
GitとGitHubはすべてのエンジニアが使うツールですが、プログラミング学習の教材では意外と丁寧に解説されていないことがあります。「とりあえずgit addとgit commitを打てばいい」と覚えているだけで、なぜそうするのかを理解していない方も少なくありません。
本記事では、Git/GitHubの基本概念を整理したうえで、エンジニアとして必ず使う10のコマンドを実例付きで解説します。
この記事でわかること
- GitとGitHubの違いと役割
- エンジニア必須の10コマンドと使い方
- ブランチの概念と基本的なワークフロー
- ポートフォリオのためのGitHub活用法
GitとGitHubは何が違うのか?
この2つを混同している方が多いですが、役割は明確に異なります。
Git(ギット): ファイルの変更履歴を管理するツールです。ローカル(自分のパソコン)にインストールして使います。「バージョン管理システム」と呼ばれるもので、コードを以前のバージョンに戻したり、複数人で同時に作業したりすることを可能にします。
GitHub(ギットハブ): GitのリポジトリをクラウドにホストするWebサービスです。コードをインターネット上で管理・共有でき、チームでの共同作業に使われます。GitHubはMicrosoft傘下のサービスで、世界中の開発者が利用しています。
簡単にいえば、Gitが技術、GitHubがサービスです。Gitなしに GitHubは使えませんが、Gitさえあれば GitHub以外のサービス(GitLab、Bitbucket等)も選択肢になります。
エンジニア必須の10コマンド
1. git init — リポジトリを初期化する
git init
Gitで管理を始めるとき最初に実行するコマンドです。カレントディレクトリに .git フォルダが作成され、バージョン管理が始まります。
2. git clone — リポジトリをコピーする
git clone https://github.com/ユーザー名/リポジトリ名.git
GitHub上のリポジトリをローカルにコピーします。他人のOSSプロジェクトを手元で試したいときや、チームのリポジトリを最初に取得するときに使います。
3. git status — 現在の状態を確認する
git status
変更されたファイル・ステージングに追加されたファイルを一覧表示します。操作前に必ず確認する習慣をつけると、ミスが減ります。
4. git add — 変更をステージングへ追加する
git add ファイル名
git add . # カレントディレクトリの全変更を追加
コミット対象にしたいファイルを「ステージングエリア」に追加します。git add . は便利ですが、意図しないファイルが混入することがあるため、最初はファイル名を指定することを推奨します。
5. git commit — 変更を記録する
git commit -m "コミットメッセージ"
ステージングに追加した変更を履歴として保存します。コミットメッセージは「何をしたか」が後から読んでわかるように書くのがポイントです。例: "ユーザー登録機能を追加", "typoを修正"
6. git log — コミット履歴を確認する
git log
git log --oneline # 1行で表示(見やすい)
過去のコミット履歴を表示します。どの変更がいつ・誰によって行われたかを確認できます。
7. git branch / git checkout — ブランチを管理する
git branch 新ブランチ名 # ブランチを作成
git checkout 既存ブランチ名 # ブランチを切り替える
git checkout -b 新ブランチ名 # 作成と切り替えを同時に行う
ブランチは「作業の分岐」です。メインのコードを壊さずに新機能の開発や修正を行うために使います。チーム開発では欠かせない概念です。
8. git merge — ブランチを結合する
git merge ブランチ名
別のブランチの変更を現在のブランチに取り込みます。機能開発が完了したブランチをmainブランチに統合するときに使います。
9. git push — GitHubへアップロードする
git push origin main
git push origin ブランチ名
ローカルのコミットをGitHubにアップロードします。origin はGitHubのリモートリポジトリを指します。
10. git pull — GitHubから最新情報を取得する
git pull origin main
GitHubの最新コードをローカルに取得・統合します。チームでの開発では、作業開始前に git pull を実行する習慣が重要です。
GitHubをポートフォリオとして活用する
エンジニアとして就職活動をする場合、GitHubのプロフィールはポートフォリオの一部として機能します。
コントリビューションを継続する: GitHubのプロフィールには「コントリビューショングラフ」(緑のマス目)が表示されます。毎日何かしらコミットすることで「継続して学習している」という証明になります。
READMEを丁寧に書く: リポジトリのREADME.mdは、面接官が最初に読む場所です。プロジェクトの説明・使った技術・セットアップ手順・スクリーンショットを記載しましょう。
Publicリポジトリを適切に管理する: 環境変数(.envファイル)やAPIキーをGitHubに上げないよう、.gitignore の設定は必ず行いましょう。
エンジニアのポートフォリオの作り方については「エンジニアのポートフォリオの作り方【未経験者向け完全ガイド】」でも詳しく解説しています。
よくある初心者の悩みとその解決法
「コンフリクトが起きて怖い」: コンフリクト(競合)は同じファイルの同じ箇所を別ブランチで変更したときに発生します。VSCodeなどのエディタが視覚的に解決できるよう支援してくれます。怖がらずに中身を読んで、正しい方を残すだけです。
「コミットを間違えた」: git reset や git revert で過去のコミットを取り消せます。まだプッシュしていない場合は git reset --soft HEAD~1 で1つ前のコミットに戻せます。
「gitignoreに何を書けばいい?」: Node.jsなら node_modules/、Pythonなら .env や __pycache__/ 等が基本です。gitignore.io(Webサービス)で使っている言語・フレームワークを入力すると自動生成してくれます。
まとめ
- Git: ローカルでファイルの変更履歴を管理するツール
- GitHub: GitリポジトリをクラウドにホストするWebサービス
- 必須10コマンド: init / clone / status / add / commit / log / branch / merge / push / pull
- ブランチを使いこなすことで、チーム開発・並行作業が安全にできる
- GitHubのコントリビューション・READMEはポートフォリオとして機能する
最初はコマンドの意味を覚えるより「実際に使う」ことが大切です。まず自分のプログラミング学習の成果をGitHubにプッシュすることから始めてみましょう。
よくある質問
Q: GitとGitHubは必ずセットで使う必要がありますか?
A: いいえ、Gitはローカルのバージョン管理ツールなので、GitHub無しでも利用できます。ただし実務ではチーム開発やコードのバックアップのためにGitHubやGitLab等のリモートリポジトリサービスと併用するのが一般的です。個人学習でもGitHubにコードを公開しておくと、ポートフォリオとして活用できます。
Q: WindowsでもGitは使えますか?
A: はい、使えます。公式サイトからGit for Windowsをインストールすれば利用可能です。Git Bashというターミナルが付属しており、MacやLinuxと同じコマンドで操作できます。VS Codeを使えばGUIでのGit操作も簡単に行えます。
Q: コミットメッセージは日本語と英語どちらで書くべきですか?
A: チームやプロジェクトのルールに従うのが基本です。個人プロジェクトであれば、日本語でも英語でも問題ありません。ただし、OSSへの貢献やグローバルなチームで働く場合は英語が求められます。転職用のポートフォリオでは英語で書くと技術力のアピールになることがあります。
Q: git addとgit commitの違いがよくわかりません。
A: git add は変更を「ステージングエリア」に追加する操作で、「次のコミットに含める変更を選ぶ」段階です。git commit はステージングに追加された変更を「履歴として確定する」操作です。2段階に分かれていることで、複数ファイルを変更しても必要なものだけを選んでコミットできます。
Q: ブランチは個人開発でも使った方がよいですか?
A: 個人開発でもブランチを使う習慣をつけることを強くおすすめします。新機能の追加や実験的な変更をブランチで行えば、mainブランチを常に動作する状態に保てます。万が一うまくいかなかった場合もブランチを削除するだけで元に戻せるため、安心して試行錯誤できます。
Git学習の近道は「毎日使うこと」
Gitのコマンドを暗記しようとするよりも、日々のプログラミング学習の成果をGitHubにプッシュする習慣をつけることが上達の近道です。1日1コミットを目標にすれば、自然とコマンドが身につき、コントリビューショングラフも埋まってポートフォリオにもなります。
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