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基本情報技術者試験の勉強法と合格体験【2026年対策】
学習ガイド

基本情報技術者試験の勉強法と合格体験【2026年対策】

基本情報技術者試験の勉強法を2026年版として解説。科目A・科目Bの攻略法、おすすめ参考書、学習スケジュール、合格のコツを未経験者向けに紹介します。

WISE CAREER編集部

「基本情報技術者試験は難しそう」「独学で合格できるか不安」——IT転職を目指す方が最初に壁に感じる資格のひとつが、基本情報技術者試験(FE)です。

しかし、正しい勉強法と学習スケジュールがあれば、未経験者でも3〜4ヶ月で合格を目指せます。2020年代に入って試験がCBT方式(随時受験)に移行し、受験しやすくなっています。

本記事では、科目A・科目B別の攻略法から、おすすめ参考書、合格後のキャリア活用まで解説します。

この記事でわかること

  • 基本情報技術者試験の概要と2026年の最新試験制度
  • 科目A・科目B別の効率的な勉強法
  • 3〜4ヶ月の学習スケジュール例
  • 合格後のキャリアへの活かし方

基本情報技術者試験の概要

IT資格の参考書と勉強道具

基本情報技術者試験は、IPA(情報処理推進機構)が実施するIT国家資格のひとつです。「IT業界における基礎的なエンジニアとしての能力」を証明する資格として、転職市場での評価が高く、求人票で「基本情報保有者優遇」と明記する企業も多くあります。

項目詳細
受験料7,500円
試験形式CBT(コンピュータ試験)、随時受験
合格基準科目A・科目B それぞれ600点以上(1,000点満点)
合格率約30〜40%(科目A・Bそれぞれ)
学習期間目安3〜4ヶ月(1日2〜3時間)

試験の構成

基本情報技術者試験は**科目A(旧・午前試験)科目B(旧・午後試験)**の2つで構成されます。

  • 科目A: 60問(四肢択一)、120分。IT全般の知識問題
  • 科目B: 20問(四肢択一)、100分。アルゴリズムと情報セキュリティの問題

科目A(知識問題)の攻略法

出題範囲と配点

科目Aの出題範囲は主に以下の3分野です。

分野内容出題比率
テクノロジー系アルゴリズム・ネットワーク・DB・セキュリティ約50%
マネジメント系プロジェクト管理・サービスマネジメント約20%
ストラテジー系IT戦略・経営・法務約30%

効率的な学習方法

ステップ1:テキストを1周して全体像を把握する

最初からすべての内容を覚えようとせず、「こういうことが出るんだ」という全体感をつかむことが目的です。わからない用語があっても先に進みましょう。

ステップ2:過去問演習を繰り返す

科目Aは「知識と記憶」の試験です。過去問を繰り返し解いて、頻出問題のパターンを覚えることが最も効果的な対策です。IPAが公式で過去問を公開しており、無料で活用できます。

ステップ3:弱点分野を集中的に補強する

模擬試験を受けて正答率が低い分野を特定し、テキストに戻って重点的に学習します。特に「セキュリティ」「ネットワーク」「データベース」は毎回多く出題される傾向があります。


科目B(アルゴリズム・セキュリティ)の攻略法

科目Bは多くの受験者が最も苦手とする科目です。「プログラムを読んで動作を追う」問題が中心のため、プログラミング経験がない場合は時間をかけて慣れる必要があります。

科目Bの構成

  • アルゴリズム問題(16問): 擬似言語(アルゴリズムを表記する専用の言語)で書かれたプログラムを読んで、動作を追う問題
  • 情報セキュリティ問題(4問): セキュリティの知識と実践的な判断を問う問題

アルゴリズム問題の攻略法

①擬似言語の構文を覚える

基本情報技術者試験では、独自の「擬似言語」でプログラムが書かれています。Pythonや Javaとは書き方が違いますが、構造(条件分岐・繰り返し・関数など)は同じです。擬似言語の文法規則をまず覚えてください。

②手でトレースする練習をする

「変数の値を手元の紙に書きながら、プログラムの動きを1行ずつ追う(トレース)」練習が効果的です。最初はゆっくりでよいので、確実に動作を追えるようにします。

③時間を意識して演習する

本番では20問を100分で解きます。アルゴリズム問題は1問あたり4〜5分で解く計算です。過去問演習で時間感覚を身につけておきましょう。


学習スケジュール(3〜4ヶ月プラン)

期間取り組み
1ヶ月目テキストで全体像把握(科目A中心)+擬似言語入門
2ヶ月目科目A過去問演習(正答率60%以上を目標)+科目Bアルゴリズム入門
3ヶ月目科目A過去問演習(正答率80%目標)+科目Bの問題演習
4ヶ月目模擬試験・弱点補強・受験

1日の学習時間の目安は2〜3時間です。仕事をしながらの学習なら、通勤時間に科目Aの用語確認、帰宅後にアルゴリズム演習という分け方が現実的です。


おすすめ参考書・学習ツール

科目A対策

  • 「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者」: IT未経験者に最も評価が高いテキスト。イラストと図解が豊富で読みやすい
  • 「かんたん合格 基本情報技術者」(翔泳社): 解説が丁寧で過去問との連携も良い

科目B対策

  • 「基本情報技術者 科目B 徹底攻略」(技術評論社): アルゴリズム問題の解説が特に充実している
  • 「出るとこだけ!基本情報技術者 科目B」: 短期集中で科目Bを対策したい方向け

無料学習ツール

  • IPA公式過去問題集: 無料で使えるオフィシャルリソース。科目A対策に必須
  • 過去問道場(基本情報技術者試験): Web上で過去問を繰り返し解けるサービス

合格後のキャリアへの活かし方

IT転職での評価

基本情報技術者試験は、未経験者がIT転職をする際に最も費用対効果が高い資格のひとつです。受験料7,500円で「IT国家資格保有者」として書類選考を通過しやすくなります。

特にSIer・メーカー系IT部門・官公庁向けシステム会社など、国家資格を重視する企業への転職では評価されます。

IT転職での資格活用の全体像は「未経験者が取るべきIT資格おすすめ7選」で解説しています。

合格後の次のステップ

基本情報技術者合格後は、目指すキャリアに応じて次の資格へステップアップが可能です。

基本情報技術者合格後の実装スキルについては「エンジニアのポートフォリオの作り方」もあわせて読んでみてください。


まとめ

基本情報技術者試験は、正しい勉強法と3〜4ヶ月の学習時間があれば未経験者でも合格できます。

  • 科目A: テキストで全体像把握 → 過去問反復演習(正答率80%目標)
  • 科目B: 擬似言語の構文習得 → 手トレース練習 → 時間を意識した演習
  • スケジュール: 1日2〜3時間×3〜4ヶ月が標準的なペース
  • 合格後: IT転職の書類選考通過率向上 + 上位資格・実装スキルへのステップアップ

「難しそう」という印象はありますが、過去問演習を積み重ねれば攻略できる試験です。まずはテキストを1冊手に取り、学習をスタートしてください。

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